macOS用パッケージマネージャーであるHomebrewの導入(インストール)方法について、調べてみました。

1.   Homebrewとは

Homebrew(ホームブルー)は、macOS用のパッケージマネージャー(パッケージ管理システム)です[1]

macOS用のパッケージマネージャーは、有名なところでは他にもMacPortsなどがありますが、最近では導入の手軽さ等の理由でHomebrewが人気です[10][11][12][13][14]

備考

2019年5月現在、Homebrewの動作が公式にサポートされているのは、64-bitのIntel CPUを搭載したmacOS 10.12以上のMacです[2]

1.1.   パッケージマネージャーとは?

ソフトウェアのインストールや削除を管理するシステムのことです[6] [7]

パッケージマネージャーは、OSや環境ごとに異なるものが存在します。macOS以外では例えば、Debian系LinuxではAPTが、RedHat系LinuxではYumが有名です。

2.   インストール方法[3][4][5]

2.1.   概要

大きく分けて以下の2つの手順が必要です。

  1. Command Line Tools (CLT) for Xcodeをインストールする
  2. Homebrewのインストールスクリプトを実行する

2.2.   Command Line Tools (CLT) for Xcodeとは

Command Line Tools (CLT) for Xcodeとは、Mac向けに提供されている開発用コマンドラインツールのセットです[15][16]

CLTのインストール方法には、開発ツールXcodeと共にインストールする方法と、Xcode抜きでCLT単独でインストールする方法とがあります。

備考

Xcodeとは、Mac用のいわゆる統合開発環境(IDE)です。ソフトウェアの開発に使います。MacのApp Storeから無料でインストールできます。

2.3.   Command Line Tools (CLT) for Xcodeのインストール

2.3.1.   Xcodeと共にインストールする方法

最新版(Ver.6.1以降)のXcodeであれば、XcodeをインストールすれだけでCommand Line Tools (CLT)が 一緒にインストールされます[16]

但し、Xcodeはそれなりに記憶容量を消費する大きなソフトウェアなので、Xcodeが不要であれば下記のXcodeなしでインストールする方法を選択すると良いでしょう。

2.3.1.1.   Xcodeのインストール

Xcodeは、App Storeからインストールします。

App Storeで「Xcode」と検索するか、Macでここの「こちらで表示: Mac App Store」をクリックして、App Store上のXcodeのページを開きます。

App Storeのキャプチャ画像

App Storeで「Xcode」と検索

XcodeのLinkページのキャプチャ画像

App StoreのXcodeページをリンクから開く

App StoreのXcodeのページのキャプチャ画像

App StoreのXcodeのページ

次に、App Storeで「入手」をクリックして、Apple IDのパスワード等を入力すると、インストールが始まります[18][19]

2.3.2.   Xcodeなしでインストールする方法[15][16][17]

XcodeなしでCLTをインストールする為には、まず、Appleのデベロッパーツールのダウンロードページを開いて、Apple IDとパスワードを入力します。

次に、開いたページの検索欄に「Command Line Tools」と入力し、自分のmacOSにあったdmgファイル(Command_Line_Tools_macOS_XX.XX_for_Xcode_XX.X.X.dmg)をダウンロードします。

ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックして、指示に従いインストールします。

デベロッパーツールのダウンロードページのキャプチャ画像

デベロッパーツールのダウンロードページ

2.4.   Homebrewのインストール

Homebrew公式サイトのトップページに書いてある下記スクリプトを、ターミナルで実行します。

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

画面に従って、Macのユーザーパスワード等を入力すればインストール完了です。

2.5.   インストール後の確認

ターミナルで下記コマンドを実行してみます。

brew update

Already up-to-date. と表示されるようなら、無事にHomebrewがインストール出来ています。